早起きして出かけたい日本三大朝市

日本各地では、様ざまな場所で朝市が開催されています。その中でも今回は、日本で古くから続く「三大朝市」の紹介と周辺の観光情報を併せて紹介します。昔は、地元の台所と呼ばれていた朝市も、今では国内外、多くの観光客で賑わいをみせます。当然、人気な品物から売れていきますのでしっかり買い物を楽しみたい方は、お早目にお出かけくださいね。
【佐賀県】呼子朝市
出典:呼子.net
呼子の朝市は歴史が古く、鯨肉や水揚げされた鮮魚をはじめ、近郊の農家が作る農作物など、物々交換が始まりと伝えられています。天日干された「イカの一夜干し」や、素潜り漁でとれた「ウニ」や「サザエ」といった季節の海産物から、地元農家が作った「野菜」「果物」「花」まで、たくさんの品々が販売されています。呼子には、いくつものイカグルメがありますが、中でも、新鮮なイカのすり身が練り込んで作られた「イカバーガー」は、訪れた際には、食べておきたい一品です。また、「さかな市場」では、1階で買った干物などを2階で焼いて食べることも可能です。朝市は、元旦を除く7時半~12時まで毎日開催されています。ゆっくり朝市を楽しみたい方は、比較的混んでいない平日がおすすめのようで、早い時間には素晴らしい品物に出会えるチャンスが増えるという事です。もちろん、宅配もありますのでたくさん購入したとしても安心です。また、11月中旬になると広場には、5mのクリスマスツリーが登場!真空パックになった干物やイカのオーナメントで飾られ観光客に限り1枚プレゼントしてもらえるそうですよ。
開催日:1月1日を除く毎日
時間:7時30分~12時
HP:唐津観光協会
所在地:佐賀県唐津市呼子町呼子
朝市通り
アクセス
JR唐津駅-バス
近隣の観光情報
鯨組主中尾家屋敷

出典:唐津市鯨組主中尾家屋敷公式facebook
江戸中期から明治初期にかけて8代にわたって鯨組主として巨万の富を築いた中野家の町屋建築遺構で、県の重要文化財に指定されています。
開館時間:9時~17時
※入館は16時30分迄
休館日:水曜日
※祝日の場合は翌日休館
12/29~1/3
入場料(一般):一般 200円
小中学生 100円
所在地:佐賀県唐津市呼子町呼子3750番地3
マリンパル呼子
資料 南壽郎 【マリンパル呼子】CM
HP:マリンパル呼子
所在地:佐賀県唐津市呼子町
海中レストラン 萬坊

出典:萬坊公式facebook
日本初の海中レストランと共にいかしゅうまい発祥のお店とも言われています。海中には小上がり席とテーブル席が設けられています。鳴子の海を楽しみながらお店自慢の料理を楽しむことができます。
営業時間:
平日 11時~18時(LO17時・入店16時45分迄)
土日祝日 10時30分~20時(LO19時・入店18時45分迄)
※ 天候・季節により営業時間が異なる場合有
定休日:不定休
※元旦以外の定休日無
HP:株式会社萬坊
所在地:佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦1944-1
【千葉県】勝浦朝市
出典:千葉県観光物産協会
勝浦の朝市は、当時の勝浦城主が農業・漁業の奨励とともに、勝浦根古屋でのみ「農水産物の交換の場」として開設され、今から400年以上も昔、1591年に始まったと伝えられています。当時は10日を区切りとして、場所を移動し、3つの町で開かれていた朝市ですが、1987年には、1日~15日までは、「下本町通り」、16日~月末までは「仲本町通り」と、分けて開かれるようになったそうです。水曜日と年末年始を除く、6時から11時頃まで、採れたての「新鮮野菜」や「果物」、季節の「新鮮魚介類」、「加工品」、「工芸品」など、約70の店が軒を連ねます。古くから地元の台所として親しまれてきた朝市。現在では、年間20万人ほどの人たちが訪れ、伝統ある朝市を楽しんでいるようです。良い商品に出会うためには、早めのお出かけがおすすめですね。
開催場所
毎月1日~15日 下本町朝市通り
毎月16日~月末 仲本町朝市通り
時間:6時~11時頃
定休日:水曜日・1/1
HP:勝浦市
勝浦市観光ポータブルサイト
アクセス
JR勝浦駅
ブルー■下本町朝市通り ピンク■仲本町朝市通り
出典:勝浦市観光ポータブルサイト
近隣の観光情報
勝浦海中公園 海中展望台

出典:勝浦海中公園 海中展望台
東洋一の規模を誇る高さ24.4m・水深8mの「海中展望塔」。自然の海が覗ける海中展望室からは、海底の様子や海の生き物などの鑑賞を楽しむことができます。年間を通して約90種類もの生き物が訪れ、時にはトチザメが出現することもあるそうです。その他、イベントも楽しみ所なのでぜひ、HPで確認してみてください。
営業時間:9時~17時
※受付16時30分迄
休み:荒天の場合閉館すること有
料金(一般):高校生以上 960円
小中学生 470円
4歳以上 210円
HP:勝浦海中公園 海中展望台(HP内割引券)
所在地:千葉県勝浦市吉尾174
松の湯

出典:勝浦市観光ポータブルサイト
100年以上前から営業している銭湯!「ロッカー」や、「体重計」、「脱衣籠」「桶」など、時代を感じる千葉県内で一番古い銭湯です。
所在地:千葉県勝浦市勝浦43
【石川県】輪島朝市
資料 石川県を盛り上げ隊!
輪島の朝市は、神社の祭礼日などに生産物を持ち寄って物々交換をしたのが始まりと言われ、平安時代から行われていたという文献もあるのだとか。室町時代には、毎月4.と9の付く日に開催されるようになり、明治時代から毎日開催されるようになったそうです。今では、約360mの通称「朝市通り」に、新鮮な海の幸をはじめ、農作物や珍味、和菓子、漆器など、200を超える露店が出店しているそうです。
営業時間:8時~12時
休み:1/1~1/3・
毎月第2・第4水曜日
HP:輪島朝市
所在地:石川県輪島市河井町朝市通り
アクセス
のと鉄道穴水駅-バス
近隣の観光情報
輪島キリコ会館

出典:輪島キリコ会館公式HP
「キリコ祭り」は、能登の伝統的なお祭りで「キリコ」と呼ばれる大きな御神燈が氏子によって担ぎ出され、神輿のお供に町を練り歩きます。本来キリコとは「切子灯籠」縮めた略称なのだそうです。館内では祭りの雰囲気が味わえる他、2階の高さからもキリコを眺めることができます。
営業時間:8時~17時
入館料(一般):
一般 620円
高校生 470円
小中学生 360円
HP:輪島キリコ会館
所在地:石川県輪島市マリンタウン6-1
輪島塗会館

出典:輪島塗会館公式HP
市内62の漆器専門店が共同出店している1階、輪島漆器商工業協同組合直営の「輪島塗SHOP」では、お盆や、お箸、お椀など様ざまな漆器を購入することができます。2階には、「輪島塗資料展示室」があり、貴重な作品が見られる他、漆の文化や歴史を学ぶことができます。
開館時間:8時30分~17時
入館料(一般):大人 300円
高校生 200円
中学生 100円
HP:輪島塗会館
所在地:石川県輪島市河井町24-55
石川県輪島漆芸美術館

出典:石川県輪島漆芸美術館公式facebook
世界唯一の「漆芸」専門の美術館で、展示物はもちろん、輪島漆の歴史と文化を学ぶことができます。また、年間を通して開催される展覧会も見どころです。また、「沈金色付け体験」「蒔絵ストラップ」「漆シール体験」「金箔箸体験」といった体験プランも楽しめます。希望日7日前までの予約など注意事項をご確認ください。
開館時間:9時~17時
※入館16時30分迄
入館料(一般):
一般 620円
高大学生 310円
小中学生 150円
【沈金色付け体験】
所要時間:約15分
料金:620円+割引入館料
※体験のみ 820円
【蒔絵ストラップ体験】
所要時間:約10分
料金:110円+割引入館料
※体験のみ210円
【漆シール体験】
所要時間:約15分
料金:500円+割引入館料
※体験のみ600円
【金箔箸体験】
所要時間:約60分
料金:620円+割引入館料
※体験のみ820円
HP:石川県輪島漆芸美術館
所在地:石川県輪島市水守町四十苅11
まとめ
買い物はもちろん、売り手との会話も楽しいのも朝市の魅力ですね。尚、今回紹介した内容が、最新情報でない場合がありますので、最新情報をご確認の上、おでかけください。