【国内旅行 一人旅】北海道が誇る日本の世界遺産 知床 おすすめ、見所を紹介

現在、ユネスコ世界遺産の登録されている日本の世界遺産は文化遺産が14件、自然遺産が4件、全部で18件が登録されています。雄大で豊かな自然が魅力の北海道で、ただ一つ世界遺産に登録されているのが、知床(北海道斜里郡斜里町、目梨郡羅臼町)。今回は、そんな知床の魅力や見所、おすすめ観光スポットをまとめてみました。
この記事の目次
観光スポット:知床八景
北海道が誇る日本の世界遺産、知床を訪れてたら観光スポットとして、外すことができない景観地が知床八景です。(オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレペの滝、知床峠、知床五湖、カムイワッカの滝)写真と共に各地の見所をまとめてみました。
オシンコシンの滝
「日本の滝100選」にも選ばれ、滝の途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている「オシンコシンの滝」。一年を通じて見学が可能。滝の上には展望台があり、知床連山にオホーツク海を望め、おすすめ・一押しは流氷の季節に望める見渡す限りの白い海原。声にならない絶景は感動の一言です。
オロンコ岩
「オロンコ岩」は、ウトロ港近くにある、60mもの高さがある巨岩。北海道ではカタカナ表記の地名の多くありますが、「オロンコ岩」の名前の由来は、昔このあたりに「オロッコ族」と言われる先住民族が住んでいたことから、あるいわ「そこに座っている岩」を意味するアイヌ語だとか。おすすめの見所は、百数十段からなる石段を登った先にある、頂上から見渡す、知床連山、ウトロの町並み。ホーツク海は正に絶景。
夕陽台
知床国設野営場の一角にある夕陽の名所が、ここ夕陽台。春から秋は、沈む夕陽が海面に朱色の筋をつくりだし、冬は流氷で白く覆われた海面が黄金色に染まり、北海道の雄大な自然とともに季節によって、違った景色を醸し出す夕陽は一見の価値あり。また若者にもデートスポットとして人気。
プユニ岬
こちらも知床の絶景と夕陽の名所。プユニ岬は知床国立公園の区域にあり、冬はオホーツク海でも流氷の最初の接岸地として有名な観光ポイント。はるか遠くには阿寒国立公園の山々を、オロンコ岩などのあるウトロ港周辺や、見る者を魅了する美しいオホーツクの海岸線が一望できます。
フレペの滝
水量が少なく断崖の割れ目から染み出した水が、ホロホロと流れ落ちるさまが涙に似ていることから、地元では「乙女の涙」という愛称で親しまれている「フレペの滝」。川からではなく、知床連山に降った雨や雪が地下に浸透して作られた地下水が源。約100mの垂直に切り立った断崖から割れ目を伝ってオホーツク海に向かって流れ落ちる滝。観光船からのアクセスのほか、滝の西側ある展望台から望むウトロ崎灯台とオホーツク海のおすすめ。
知床峠
ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路(国道334号:日本一開通期間が短い国道として知られる)の頂上にある、標高738mの峠。ドライブコースとしての人気も高く、おすすめは知床峠~羅臼町に向けて。羅臼岳と天候がよければ現れる北方領土国後島はまさに絶景。近くに展望台もあり、じっくりと絶景を満喫したいといった人には、こちらもおすすめ。
知床五湖
知床連山や原生林を水面に映す幻想的な風景が特徴。遊歩道では、数多くの高山植物のほか、エゾリスやエゾシカなどの可愛らしい動物を目にできる一方、ヒグマが目撃されたなんて話も。また訪れる観光客の心をとらえて放さないと言われる、高架木道の展望台から見渡す知床連山と第一湖との大パノラマは圧巻、一押しです。
カムイワッカ湯の滝
活火山である知床硫黄山を源流とするカムイワッカ川に温泉が流入しており、連続する滝の滝壺のそれぞれが天然の露天風呂となっています。滝の入り口から、お湯の川を登っていくのも人気がありますが、整備は一切おこなっていないためチャレンジする際は、くれぐれも注意すると共に、服装や足元の準備も含めて忘れずに。
まとめ
富士山や富岡製糸場と絹産業遺産群が、世界遺産に登録され、国内のみならず海外からも沢山の観光客が日本に訪れるようになっています。世界遺産に限らず美しい日本の景観や価値は未来に伝えるべく大切な「宝物」です。海外の観光客がルールやマナーを守ってくれるよう、手本となる行動を心がけることで、我が国、日本の素晴らしい自然、世界遺産をこれからもズット楽しめる形で、守っていきだいですよね。