【鹿児島県出水市】1万羽を超えるツルに会いに出かけませんか?【鶴の越冬】
毎年秋になると越冬のために渡来するツルたち。出水市の数ある観光地の中でも、季節限定のおすすめスポットです。世界に生息する15種類のツルのうち、7種類を超えるツルの渡来が確認され、出水市の鳥にも選定され親しまれています。ツルは家族ごとで居るといわれています。1羽で行動しているツルはまだ相手が見つかっていないツルなのかもしれませんね。ツルの求愛のダンスや鳴き声を聞きに、今季足を運んでみてはいかがでしょうか?
この記事の目次
出水市のツル
資料 出水市観光情報サイト出水ナビ
鹿児島県出水市では、越冬のために渡来する「ナベヅル」や「マナヅル」をはじめ、年に数羽しか確認できない希少な種類のツルたちを見ることができます。例年10月中旬頃より渡来し、12月にはピークを迎え3月頃まで見ることができるのだとか。なんと1万羽以上のツルたちが渡来し、平成9年度から19年連続で飛来しているという事です。昨年は10月11日には確認が出来たという事なので、今年もそろそろ出水平野の水田地帯にツルたちが訪れる季節です。「鹿児島県のツル及びその渡来地」は、国の天然記念物にも指定され、世界でも有数の渡来地で渡来数日本一とも言われています。
ツルのことが学べる
出水市ツル博物館クレインパークいずみ
出典:出水市
ツルたちの生態や特徴を知ることはもちろん、ツルなどの調査研究をはじめ、この博物館では、出水の自然を学ぶことができます。かわいいツルのオリジナルグッズ販売もされています。
所在地:鹿児島県出水市文化町1000
時間:9時~17時
※入館は16時30分迄
休館日:
4月~10月 月曜日(祝日の場合は翌日)
11月~3月 無休
※臨時休館の場合有
料金(一般):大人 320円
大学生・高校生 210円
中学・小学生 100円
アクセス
間近での観察が楽しめるツル観察センター
数千羽の「ナベヅル」「マナヅル」や、毎年数羽程度しか飛来しない希少な「クロヅル」や「カナダヅル」など、展望室からツルの観察ができます。毎年大勢の見物客が訪れ、目の前に舞うツルの優美な姿や暮らしなど、じっくり観察できるスポットです。1階には、レストラン、売店も完備されています。
所在地: 鹿児島県出水市荘2478−4
期間:11月~翌年3月第4日曜日
時間:9時~17時
料金(一般):小・中学生 100円
大人 210円
お得情報
「ツル観察センター」と「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」両方利用される場合には、共通券の購入がお得です。
大人の場合
2館の合計530円のところが共通券なら320円で利用でき、ほぼ片方の利用料金で両方の入館ができるということになります。
さらに期間限定運行の「ツル観光周遊バス」の1日周遊券なら、入館料も含まれていて1日乗降が自由にできます。
ツル観光周遊バス
1日周遊
(1日乗降自由+クレインぱーく+ツル観察センター)
運行期間:2016年12月1日(木)~2017年2月末日
料金(一般):大人 1,000円
小学生 500円
【コース】
出水駅-クレインパーク-特産館いずみ-つる観察センター-箱崎八幡-武家屋敷群-出水駅
※半周プランもありますが「クレインパーク」「つる観察センター」の入館料は別途料金が必要ですのでご注意ください。
HP:出水観光旅行社
「ツルの渡来地」アクセス
電車:JR・薩摩おれんじ鉄道出水駅下車バスで
薩摩おれんじ鉄道野田郷駅下車車で
まとめ
ツルは一度結ばれると生涯添い遂げるといいます。大人のツルが2羽ならおそらく夫婦でしょう。また、ツル以外にもたくさんの野鳥が集まり、1995年には「残したい日本の音風景百選」にも選定されています。なお、今回紹介した情報の変更や更新がされている場合がありますのでお出かけの際には、最新情報をご確認の上、防寒対策をしてお出かけくださいね。