【アジア唯一】世界遺産・石見銀山のアクセスと見どころまとめ【産業遺産】
「石見銀山旧記」によると今からおよそ700年前に銀が出ることが知られたとか。
当時、採掘技術はなく露出したものだけを採取していたと言われています。「灰吹法」が導入されたのはおよそ480年前。その後銀山をめぐって攻防戦が続きました。
今回は産業遺産石見銀山のご紹介です。
世界遺産エリアまでのアクセス
飛行機・JR・高速バス
出典:大田市観光協会
自動車
出典:大田市観光協会
江戸幕府の代官所跡地
出典:大田市観光協会
1902年、明治時代の邇摩郡役所が資料館として利用されています。ここでは石見銀山の歴史や銀の採掘に関する技術、製法、暮らしぶりなどを知る事が出来ます。訪れて真っ先に立ち寄りたいポイントです。
所在地:島根県大田市大森町ハ51-1
TEL: 0854-89-0846
時間:午前9時~午後5時(入館は閉館30分前迄)
料金(個人):大人500円(個人) 小人200円
HP:石見銀山資料館
釜屋間歩
出典:石見銀山世界遺産センター
山師の安原伝兵衛が夢のお告げで発見、開発。その後徳川家康に大量の銀を納め功績が称えられ褒美を賜ったと伝えられています。発掘調査で2003年(平成15年)に隣接部分より岩壁を削り作られた階段が発見されました。
所在地:島根県大田市大森町本谷地区
龍源寺間歩
出典:大田市観光協会
現在、中に入る事が出来る唯一の間歩です。1715年開発された代官所直営の坑道で知られています。長さ600m、大久保間歩に次ぐ長さです。岩盤を削る、当時の作業状況が感じられるスポットといえるでしょう。
所在地:島根県大田市大森町
時間: 午前9時~午後5時(3/20~11/23)
午前9時~午後4時(11/24~3/19)
料金(一般): 大人410円 小人200円
五百羅漢
出典:http://blowinthewind.net/sel-sekibutu/oomori.htm
1766年20年余りの歳月を費やされて作られました。代官関忠太夫が赴任、亡夫の冥福を祈る為と一体寄進、続いて三体が寄進されたのが発端と言われ、笑っているもの泣いているもの、その表情は様々です。羅漢像はほとんどが坐像で左右に二百五十体ずつ安置されています。
所在地:島根県大田市大森町イ804
TEL: 0854-89-0005
時間:午前9時~午後5時
料金(一般):大人500円 小人300円
HP:五百羅漢 羅漢寺
まとめ
今回は石見銀山のご紹介をさせていただきました。歩きながらの観光が多い場所にはそれなりの対策が必要です。履きなれた靴の用意や熱中症・防寒にも気を付けなければいけませんね。飲料水・帽子・夏場でも羽織る物を1枚持って出かける事をおすすめします。