江戸情緒あふれる人気の観光地【川越】
川越には、重要文化財に指定された数多くの建物があります。日本独自の情緒が感じられるその町並みを一目見ようと国内からの観光客ばかりではなく、外国人観光客も多く訪れている人気のスポットです。今回は、古き良き日本の城下町「川越」を紹介します。
この記事の目次
観光MAPをもらおう
メインの「蔵造りの町並み」など、観光施設に近いのは、西武新宿線の「本川越駅」や東武東上線の「川越市駅」ですが、今回は、JR川越線「川越駅」からの観光を紹介します。まず、旅先に行ったら駅などに置いてある「観光MAP」をもらい、実際にどのルートで回るとロスタイムが少ないか、計画的に観光出来る様にチェックしておくと良いと思います。
「バス一日乗車券」利用のおすすめ
今回の川越の場合もそうですが、観光名所を巡る「バス」が循環している場合には、お得で便利な「一日乗り放題券」の購入がオススメです。ただ、ココで注意しておきたいのが大変な混雑時や、待ち時間によっては、次の目的地まで歩いた方が早く到着する場合もあるので、その辺りも視野に入れて行動すると良いと思います。今回は、駅を降りて3番乗り場で東武バスの「1日フリー券」大人300円を購入し、「小江戸名所めぐりバス」に乗車。違うバス会社でも、乗車できる人数は少なめですがレトロな雰囲気のバスも循環しています。
複数の入館には
川越では、複数の入館にお得な「共通入館券」の発売がされています。
各館1回の使用ですが有効期限は6ヶ月です。複数巡る方はもちろん、日をまたいで来観される方にもお得です。どこかに来館する前に、ぜひ対象となっている場所の確認をしてみてください。また、着物姿の来観で団体割引料金が適用される「川越きものの日」・学生割引・障害者割引では、条件の確認や、証明証の持参を忘れないようにご注意ください。
【共通入館券(各館1回、6ヶ月間有効)】
博物館・美術館
一般300円|高校生・大学生150円
博物館・本丸御殿・資料館
一般300円|高校生・大学生150円
博物館・本丸御殿・美術館・資料館
一般450円|高校生・大学生220円
博物館・本丸御殿・美術館・資料館・川越まつり会館
一般650円|高校生・大学生450円
徳川家縁の地「喜多院」
表情や体制も様ざまな「五百羅漢」をはじめ、江戸城から移築されたといわれる「家光公誕生の間」や「春日局化粧の間」など、重要文化財に指定されている建物が多くあります。例年1月には「初大師 だるま市」11月には「小江戸川越菊まつり」なども行われ多くの人たちで賑わいます。
所在地:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
【客殿・書院・庫裡・慈恵堂(本堂)・五百羅漢 拝観コース】
時間:
3/1~11/23
平日 8時50分~16時30分
日祝日 8時50分~16時50分
11/24~2月末日
平日 8時50分~16時
日祝日 8時50分~16時20分
休み:12/25~1/8・2/2・2/3・4/2~4/5・8/16
4月下旬・5月上旬(宝物特別展開催日の前後日)
※その他院内行事がある日拝観中止の場合有
料金(一般):大人 400円
小中学生 200円
※宝物特別展の期間は金額変更
HP:川越大師喜多院
川越城本丸御殿
埼玉県指定文化財で、「玄関」「大広間」「家老詰所」の見学ができます。御殿各所に設置されていたという当時の「御便所」。多くの方々が集まっていたことが分かります。城内資料の「本城住居絵図」からもお城の広さが分かります。36畳の広間をはじめ、建具に描かれた見事な絵も見どころです。毎月第3日曜日11時・14時には「本丸御殿ガイド」が実施されていますので、より詳しく見学したい方にはおすすめです。
所在地:埼玉県川越市郭町2-13-1
時間:9時~17時
※入館16時30分迄
休み(2016年):月曜日(休日の場合は翌日)
12/29~1/3
館内調整日(休日の場合を除いた第4金曜日)
料金(一般):大人 100円
高校生・大学生 50円
HP:川越城本丸御殿
川越市立博物館
展示内容は、イベントなどによって多少異なる場合もありますが、館内では、古代から現代に至るまでの川越の文化や歴史をはじめ、数多くの展示品などが紹介されています。また、もっと詳しく知りたいという方には、「展示解説」の利用をおすすめします。さらに第2・4土曜日には様ざまな「体験学習室」が開催予定されています。となりは、美術館ですので来館予定の方には「共通入館券」がお得です。
所在地:埼玉県川越市郭町2-30-1
時間:9時~17時
※入館は16時30分迄
展示解説:11時・14時
※土日祝日は13時と15時にも行われます。
休み:(2016年)
月曜日
12/29~1/3
休日を除く第4金曜日
館内消毒期間
料金(一般):大人200円
高校生・大学生100円
HP:川越市立博物館
蔵造りの街並み
ひと際賑わいをみせるメイン通り。登録有形文化財に指定された「埼玉りそな銀行」をはじめ、「蔵造り資料館」「川越商工会議所」といった数々の文化財が建ち並んでいます。シンボルの「時の鐘」は、2016年8月現在、残念ながら耐震化工事のためシートがかかり見学など一切できませんが、普段はライトアップや鐘の音色を楽しむことができます。【※工事の予定】お団子やまんじゅう、アイスクリーム、焼き立てのお煎餅など食べ歩きもお楽しみのひとつです。
川越氷川神社
8月いっぱい開催予定の「縁むすび風鈴」。浴衣姿の観光客も大変多く、ライトアップされた風鈴が涼しげな音色が境内に響きわたります。また思い思いの願いを短冊に書き、境内の風鈴に下げたり、小川に形代を流したり、「奉納演奏」を鑑賞したりと、普段とは異なった神社が満喫。その他、年間を通して祭事が行われています。縁結びの御利益をいただきに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
所在地:埼玉県川越市宮下町2-11-3
HP:川越氷川神社
まとめ
今回紹介した以外にも川越の見どころはたくさんあります。いずれにしても何をどのルートで巡るか事前に決めておくと効率よく観光することができますね。レンタルサイクルもあるので自転車を活用するもの良いかと思います。また、花火大会やお祭りなどイベント当日は、大変な混雑が予想されます。ゆっくり楽しみたいという方には、イベントなどの無い日の観光がおすすめです。※ 記載内容、2016年8月時点※最新情報をご確認の上、お出かけください。