【2019年開運】日本三大だるま市
だるまは、インドから中国へ仏道を伝えた「菩薩達磨」が座禅をした姿を模した置物といわれ、日本では『七転び八起き』の起き上り小法師として、古くから縁起物とされ親しまれてきました。全国各地では、様々な場所で “だるま市”の開催がされています。今回は中でも、三大だるま市として知られる3スポットを紹介します。近年は、古来より魔除けの色とされる赤いだるま以外にも、カラフルなだるまも登場し、それぞれ祈願により色分けされているものもあるようですね。ぜひとも、お気に入りのだるまをみつけて、願いを込めて目入れしてみてください。願いが成就しますように。
【群馬県】来場者数約35万人!高崎だるま市
二百数十年の歴史がある高崎のだるま。顔に“鶴”と“亀”が描かれていることから『縁起だるま』『福だるま』ともいわれています。「高崎だるま」「干支だるま」など、だるまの販売はもちろん、高さ2.8mの『特大高崎だるま』や、高崎市のうまいもんが集まった『開運たかさき食堂』など、各種イベントも楽しみどころです。※イベント等詳細は、公式サイトにて12/15発表予定。
日にち:2019年1月1日(火・祝)・2日(水)
時間:10時~16時
HP:高崎だるま市
場所:群馬県高崎市 高崎西口駅前通り
アクセス
JR高崎駅/関越自動車道高崎IC
【静岡県】東海一の高市!毘沙門天 だるま市
旧正月の7・8・9日は、福徳万倍の3日間とされ、『毘沙門天王が娑婆に降りられて親しく人々の願い事を聴いてくださる』と伝えられています。妙法寺で行われる「毘沙門天大祭」のだるま市では、全国から集まっただるま店が軒を連ね、毎年県内外から数十万人の大勢の人たちで賑わいます。境内では購入しただるまの開眼祈祷もすることができます。
日にち:2019年2月11日(月祝)・12日(火)・13日(水)
HP:妙法寺 毘沙門天
所在地:静岡県富士市今井2-7-1
アクセス
JR吉原駅
【東京都】梵字の開眼!深大寺だるま市
出典:調布市
江戸時代の文献にも『近郊近在より群参す』と記されているほど、歴史ある深大寺最大の行事「厄除元三大師大祭」。これにあわせて開かれる「縁起だるま市」では、大小約300の縁起だるま店を中心に、店が並びます。深大寺のだるま市では、だるま開眼所で、僧侶直々に左目に、インドの古い文字「梵字」で、物事の始まりを意味する、あ『阿』の字を入れていただき開眼します。願が叶ったダルマの右目には、物事の終わりを意味する、うん『吽』の字を入れ感謝の意を込め寺に納めるという深大寺ならではのスタイルになっています。日本屈指の厄除け大師としても知られています。
日にち:3月3日・4日
HP:深大寺
所在地:東京都調布市深大寺元町5-15-1
アクセス
京王線調布駅・つつじヶ丘駅-バス/JR吉祥寺駅・三鷹駅―バス
中央自動車道調布IC
まとめ
同じ「だるま市」でも、場所によってさまざまな特徴がありますね。
尚、「だるま市」の開催日は、何処も大変な混雑が予想されます。お出かけになる前に交通規制や、祈祷時間などの最新情報を、公式サイトより確認の上お出かけください。