今回は関東で日本古来の紙作り体験が楽しめるスポットの紹介です。日本の手漉和紙技術は、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。たいせつに受け継がれてきた日本の伝統の技を体験しに、お出かけになってみてはいかがでしょうか?体験以外にも展示販売されている所もあるので、訪れた祭にはぜひご覧になってみてくださいね。
この記事の目次
埼玉伝統工芸会館
出典:小川町観光協会公式サイト
「和紙工房」では、職人さんの洗練された手すき和紙の技を見ることができる他、花葉入りのハガキや色紙等、様ざまなプランの『和紙漉き体験』を楽しむことができます。4種類9枚がセットになった“よくばりセット”も用意されています。個人であれば予約無しでも楽しめるのもおすすめのポイントです。その他、県指定の伝統的手工芸品の実演や体験(要予約)も楽しむことができます。
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分迄)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日(土日祝日の場合は開館)
12/29~1/3
入館料(一般):高校生以上 300円/小中学生 150円
【和紙漉き体験】
受付時間:9時30分~15時
料金:ハガキ(花葉入り)1セット(8枚) 900円
色紙(花葉入り)1セット(2枚) 1,050円
短冊(花葉入り)1セット(4枚) 900円
ハート色紙(花葉入り)1セット(2枚) 1,000円
1枚紙(約A3版)流漉(無地) 280円
1枚紙(約A3版)流漉(花葉入り) 700円
URL:埼玉伝統工芸会館
所在地:埼玉県比企郡小川町小川1220
アクセス
JR八高線小川町駅―バス
関越自動車道嵐山小川IC
ひので和紙
ワークショップでは、「楮」の木の皮をむいて叩く所からの本格紙づくり体験や、ランチと紙漉体験と温泉のセットになったプラン等、色々なコースがあるので、子どもから大人まで自身にあった紙漉き体験を楽しむ事ができるスポットです。各体験の詳細や申し込み方法については公式サイトより確認ください。
定休日:火曜日
所在地:東京都西多摩郡日の出町大久野6436
アクセス
JR武蔵五日市駅―車で
圏央道日の出IC
道の駅 和紙の里ひがしちちぶ
「和紙工房」では手漉き和紙の製造をはじめ、和紙漉体験を楽しむことができます。約1,300年前より受け継がれた伝統の手漉き和紙「細川紙」について学べる他、移築、復元された江戸末期に建てられた「紙すき家屋」や、「そば打ち体験工房」等、楽しみどころが盛りだくさんです。
【紙漉体験】
受付時間:9時~17時(体験受付は15時迄)
料金:無地1枚 280円
模様あり(草花入り) 1枚 800円
葉書(草花入り)1組(10枚) 1,000円
色紙(草花入り)2枚 950円
ミニタペストリー(草花入り)2枚 800円
URL:東秩父村和紙の里
東秩父村公式観光サイト
所在地:埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441
アクセス
東武東上線小川町駅・寄居駅―バス
関越自動車道嵐山小川IC・花園IC
小津和紙
出典:wikipedia
基本的な和紙の漉き方から乾燥までの制作「和紙体験」をはじめ、伝統的な技法「落水紙体験」や「デザイン和紙体験」と、楽しめる体験プランも色々。駅近なのでアクセスも便利です。予約優先ではあるものの、当日の予約状況によっては予約無しでも参加可能となっています。
営業時間:月~土曜日 10時~18時
定休日:日曜日・年末年始
URL:小津和紙
所在地:東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
アクセス
JR総武線快速新日本橋駅
東京メトロ日比谷線小伝馬町駅
たくみの里 和紙の家
出典:たくみの里公式サイト
手漉きの和紙での「ポストカード作り体験」や、「手すき・造形和紙体験」を楽しむことができます。和紙に関する製品の展示や即売も行っています。和紙以外でも『たくみの里』では、様ざまな昔ながらのものづくり体験を楽しむことができます。
営業時間:9時~17時(夏季)
9時30分~16時(冬季)
※年末年始の営業についてはお問合せください。
定休日:火曜日(冬季は火・水曜日)
元日
【手すき・造形和紙体験】
料金:1,200円+郵送料
所要時間:約30分~
受付時間:16時迄(冬季15時迄)
【ポストカード作り体験】
料金:2枚1組 1,200円
URL:たくみの里
所在地:群馬県利根郡みなかみ町須川786
アクセス
JR上越線後閑駅―バス
関越自動車道月夜野IC
紙のさと 西ノ内和紙
『紙のさと』では、和紙の上に染めた繊維をのせて絵を描く「すき絵体験」を楽しむことができます。大人はもちろんのこと、子どもでも楽しむことができます。事前の予約が必要となりますのでご注意ください。
営業時間:9時~17時30分
定休日:水曜日(祝祭日の場合は翌日)
年末年始
【すき絵体験】
料金:1,300円
所要時間:約2時間
※完成した「すき絵」は乾燥させて後日郵送。
URL:紙のさと 西ノ内和紙
所在地:茨城県常陸大宮市舟生90
アクセス
飛駒和紙会館
出典:佐野市
『飛駒和紙会館』では、江戸時代からの歴史を持つ「飛駒和紙づくり体験」が楽しめます。かつて飛駒地区に栄えた和紙づくり伝統の紙漉き体験を楽しむことができます。展示されている作品も見どころです。
営業時間:9時~16時(土日祝日のみ営業)
定休日:月~金曜日(冬期・夏期休業有)
URL:佐野市
栃木県 飛駒和紙保存会
所在地:栃木県佐野市飛駒町2299
アクセス
北関東自動車道佐野田沼IC
野州麻紙工房
国産の麻100%を使用して麻紙を作っている唯一の工房。『野州麻紙工房』では「麻紙漉き」をはじめ、「タペストリー作り」「麻はぎ・麻ひき体験」「麻草履作り」等、麻を使用して様ざまなもの作りを楽しめる体験プランが盛りだくさんです。7日前までの事前予約が必要となりますので、公式サイトより詳細を確認の上申し込みください。
所在地:栃木県鹿沼市下永野600-1
アクセス
東北自動車道栃木IC
まとめ
丈夫な上、その風合いもまた和紙の魅力です。関東圏内でも色々な場所で、手漉き体験を楽しむことができますね。小さなお子さんでも楽しめる場所もあるので、親子で一緒に紙漉き体験を楽しむのも良い思い出になりそうですね。なお、今回紹介の内容が最新の情報ではない場合がありますので、予約の有無とあわせて最新情報の確認をしてからお出かけください。