お煎餅で有名な草加市。その昔、日光街道の宿場町として栄えた頃の話、『おせん』という人が、ダンゴを売っていたそうです。旅人が残した日持ちのしないダンゴを捨ててしまうのが、もったいないと思っていたある日のこと、お侍さんから、「平らにつぶして乾かして焼く」という助言をもらったそうです。それを試してみたところ、旅人の間で『おせんさんが焼く餅』(せん餅)として、評判になったとのだとか。草加市のサイトをのぞいてみると諸説あるようですが、今では知らない人はいないトップブランドとなりましたね。今回は本場、草加で『せんべいの手焼き体験』ができるスポットを紹介します。焼きたてのお煎餅は格別ですね。ぜひ参考にしてみてくださいね。
丸草一福 本店
手焼き体験をはじめ、玄米からおせんべいになるまでの工程の、工場見学も楽しむことができます。体験・見学は、月曜日から土曜日の完全予約制で、2つのコースが用意されています。休業日や繁忙期はお休みとなっていますのでご注意ください。
受付時間:月~土曜日 9時~16時30分
開催日:月曜日~土曜日(日曜・祝祭日・繁忙期を除く)
時間:10時~/13時30分~
料金:
・草加煎餅を焼いてみよう!!コース/600円(2名以上70名まで)
工場見学+草加せんべいの手焼き体験(2枚)+ 工場で焼いたおせんべいの試食
・焼きたての草加煎餅を食べよう!!コース/200円(2名以上)
工場見学+工場で焼いた草加せんべいの試食
URL:丸草一福
場所:埼玉県草加市青柳2-16-18
アクセス
東武スカイツリーライン獨協大学前(草加松原)駅
東京外環自動車道草加IC・三郷西IC
草加市文化会館 伝統産業展示室 ぱりっせ
「伝統産業展示室」では、せんべいの手焼き体験をはじめ、レザークラフト教室も開催されています。また、草加市の伝統産業である、色々なお店のせんべいや、ゆかた、皮革製品の展示販売もしています。
開館時間:10時~18時
休館日:第1水曜日・年末年始・年2階臨時休館他
URL:草加市文化会館
場所:埼玉県草加市松江1-1-5
アクセス
東武スカイツリーライン獨協大学前(草加松原)駅
東京外環自動車道草加IC
山香煎餅本舗 せんべいの庭
予約無しOK!お煎餅の手焼き体験をはじめ、職人による手焼きの実演(不定期)も楽しむことができます。その他、昔ながらの堅焼き煎餅からお煎餅の非常食セットまで、豊富な種類のお煎餅の販売や、珍しいお煎餅グルメが楽しめるカフェも完備。幅広い楽しみ方ができるお煎餅のテーマパークです。イベントも行われているので、SNSでチェックしてからのお出かけがおすすめです。
営業時間:10時~18時(カフェ・手焼き体験L,O 17時30分)
※感染拡大防止のため、時短営業中
【お煎餅の手焼体験】
料金:1人 500円
URL:山香煎餅本舗
場所:埼玉県草加市金明町790-2
アクセス
東武スカイツリーライン新田駅
志免屋
明治24年創業の老舗。手焼き体験は1枚70円から楽しめます。予約無しでもOKなので、気軽に本場のおせんべい作りの見学や体験を、楽しむことができます。
営業時間:9時~21時
定休日:金曜日(年末年始を除く)
【手焼き体験】
時間:9時~18時
料金:1枚70円
URL:志免屋
場所:埼玉県草加市神明1-11-1
アクセス
東武スカイツリーライン草加駅
東京外環自動車道草加IC
いけだ屋
出典:いけだ屋公式サイト
江戸末期には「おうめだんご」を営んでいた、慶應元年創業の老舗煎餅店。手焼き体験は、希望日2日前迄の要予約で、小学生以上から楽しむことができます。「手焼き体験工房」は、公式サイトから予約可能となっています。
【手焼き体験工房】
受付:日曜日~土曜日
時間:10時~16時(所要時間20~30分)
料金:1人 300円(せんべい3枚付)
対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
予約:2日前までの要予約
URL:いけだ屋
場所:埼玉県草加市吉町4-1-40
アクセス
まとめ
保存食として持ち歩いていた頃の「お煎餅」は、どんな味がしたのでしょう。近隣には、当時を彷彿させる『おせん茶屋』という公園があるので、時間があれば立寄ってみてはいかがでしょう。尚、今回の紹介内容が最新の情報ではない場合があります。感染防止対策等、事前に実施されているか確認の上お出かけください。