【2015年3月開通】北陸新幹線のここがすごい!!
2015年3月14日、JRダイヤ改正に伴い、長野新幹線が金沢まで延伸し北陸新幹線が開通します。
2014年3月15日よりすでに新型車両「新幹線E7系・W7系電車」が長野新幹線に投入され、1965年の構想発表以来足かけ約50年、北陸の人々の悲願であった新幹線の開通に、地元もメディアも沸き立っております。
はたしてその北陸新幹線、いったい何がすごいのか!?
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この記事の目次
所要時間がすごい!! 東京⇔金沢間が2時間28分。
出典:http://hokuriku-w7.com/about/
北陸新幹線は1997年7月に開通した長野新幹線が、長野駅から延伸し、新潟県西部、富山県を経由し、金沢駅までつながります。運行形態は以下の4種類。
・かがやき 速達タイプ
・はくたか 停車タイプ
・つるぎ シャトルタイプ(金沢~富山)
・あさま 現長野新幹線タイプ(東京~長野)
東京~金沢間の所要時間は、最速の「かがやき」でなんと2時間28分という驚異的なスピードです。開業以前、東京から金沢まで鉄道を利用する場合のルートと所要時間は
・上越新幹線(東京~越後湯沢)→特急はくたか(越後湯沢~金沢) 約4時間
・東海道新幹線(東京~米原)→特急しらさぎ(米原~金沢) 約4時間20分
という経路が一般的でしたが、なんと1時間30分も短縮し、かつ乗り換えなし直通という革命的な新幹線なのです。
また飛行機を利用した場合は、羽田空港~小松空港間は1時間ですが、空港と駅のアクセス、空港内での所要時間を合わせると、約3時間。
飛行機としても速度・利便性において大きく上回ります。
北陸新幹線は、北陸の人の流れ・物流を大きく変えるといわれているのです。
デザインがすごい!! コンセプトは『和の未来』。
出典:http://hokuriku-w7.com/about/interior.html
北陸新幹線を走る新型車両「新幹線E7系・W7系電車」は『和の未来』をコンセプトにデザインされました。
和の伝統美と最新技術の機能美をちりばめ、日本の伝統と最新技術が融合されています。外観はそれぞれテーマをもつ空色・銅色・アイボリーホワイトの三色でカラーリング、内装にも日本建築の美しさや漆塗りなどをイメージさせる色彩を取り入れ、まさに日本の伝統文化と未来をつなぐ新幹線です。
設備がすごい!! 新幹線では初!!全席に電源コンセントを装備。
出典:http://hokuriku-w7.com/about/interior.html
北陸新幹線は車内設備も最先端!!
洋式トイレには洗浄機能付きの暖房便座が設置され、車いす対応多機能トイレなどバリアフリーにも配慮。
客室やデッキ、通路にも防犯カメラが設置されセキュリティの強化を図っています。
車内照明はすべてLEDの省エネ対応、最上級のグランクラスは革張りの電動リクライニングシートを設置し、洗練されたデザインの収納ボックスやテーブル・トレイを装備。
そして目玉は「新幹線では初!!普通席に電源コンセントを装備」。
長旅でついつい気になる携帯・スマホやPCの電源確保もできてしまう、何とも優しい新幹線なのです。
まとめ
以上、北陸新幹線のここがすごい!!2015年3月の開業を控え盛り上がっております。
新型車両は既に投入され東京駅にも入線しているので、ご覧にあるいはご乗車になってはいかがでしょうか?
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