今から300年以上昔、1702年(元禄15年)秋田藩佐竹南家に、京都より御輿入りされたお姫様が、京都への郷愁の想いを五色の短冊に託して青竹に飾り付けたのが、このおまつりの始まりと伝えられています。祭りは3日間にわたり開催されます。期間中には、短冊や吹き流しをはじめ、大小様ざま、数百の美人画や浮世絵が描かれた灯ろう飾られます。夜には、明かりが灯り一円を優美に彩ります。制作に1ヶ月以上かかるという『絵どうろう』はもちろんのこと、『七夕ちょうちん行列』や、『豊穣太鼓』『佐竹南家・京都奥様の七夕御観覧』など、此処でしか楽しむことができない見どころも盛りだくさんです。湯沢の三大まつりのひとつに数えられるおまつりにお出かけになってみてはいかがでしょうか?
七夕絵どうろうまつり
資料 yuzawamarugoto
開催期間:2018年8月5日(日)・6日(月)・7日(火)
場所:秋田県湯沢市内
イベント
佐竹南家・京都奥様の七夕御観覧
◆地元高校生が七夕見物をする奥様の姿に扮して祭り会場を練り歩きます。道中の「大町商店街」と「柳町商店街」では撮影会も予定されています。
日にち:8月5日(日)・6日(月)
時間:18時~20時
七夕ナイト
◆柳町商店街アーケードの照明が消された中で、明かりが灯る幻想的な「絵どうろう」を楽しむことができます。
日にち:8月5日(日)・6日(月)・7日(火)
時間:19時30分~20時
第24回湯沢城址散策 七夕ちょうちん行列
◆中央公園付近の大町交差点から湯沢城址を経由、清涼寺までを、明かりが灯る「絵どうろう」と「提灯」の行列を楽しむことができます。
日にち:8月5日(日)※雨天時は7日(火)
時間:17時30分~
参加:各自提灯か懐中電灯持参。山歩きに適した服装。小学生以下保護者同伴。
※詳細は公式サイトより確認してください。
集合場所:湯沢市役所通り大町交差点付近
豊穣太鼓
◆食品館隣りの駐車場にて披露されます。
日にち:8月5日(日)・6日(月)・7日(火)
時間:20時~20時30分
ゆかたの着付け、お直しサービス
◆祭りを「ゆかた」で過ごしたい人には、市役所と表町で浴衣の着付け無料サービスがあります。要予約の有料で貸し出し浴衣も用意されていますが、持参品を公式サイトにて確認の上おでかけください。
日にち:8月5日(日)/16時~19時(サンサンプラザ・旧おもちゃのフミオ)
6日(月)/16時~19時(湯沢市役所2階)
7日(火)/16時~19時(湯沢市役所2階)
佐藤礼法きもの教室:5日(日)・6日(月)・7日(火)
時間:18時30分~19時30分
場所:湯沢市表町2-6-25
夜の図書館「七夕おはなし会」
◆おはなしボランティア「みんなの森」による、かげ絵や読み聞かせが予定されています。
日にち:8月5日(日)
時間:19時~20時(会場18時45分~)
場所:湯沢市立湯沢図書館2階
”力水”七夕の呈茶席(冷茶)
日にち:8月6日(月)
時間:15時~17時※入場無料
湯沢お城山の学習会(雨天決行)
◆湯沢市内の小学3年~6年生が対象となりますのでご注意ください。
日にち:8月5日(日)
時間:9時30分~12時
会場:雄勝郡会議事堂記念館・湯沢城址
アクセス
JR奥羽線湯沢駅/ 湯沢横手道路(東北中央自動車道)湯沢IC
※祭り期間中「快速七夕絵どうろう号」運行予定(湯沢発20時38分秋田着22時13分頃※「湯沢文化会館」「イオンスーパーセンター湯沢店」から「湯沢駅」シャトルバス運行
まとめ
京都からの道のりは、きっと現代とは違って何日もかかったことでしょう。せっかくなので浴衣を着用してその頃の気分を味わいたいところですね。このところ酷暑日が続きますので、是非ともドリンクを携帯してこまめな水分補給をしてくださいね。また、今回の紹介内容が最新の情報ではない場合がありますので、公式サイトにて最新情報を確認の上、お出かけください。