「鯉のぼりの寒ざらし」は、“カチン”という大豆のしぼり汁を、染料に混ぜる『カチン染め』と称される郡上本染めの技法のひとつで、染め上げられた鯉のぼりを、大寒の日に川にさらし、色止めに使った『モチ粉』を洗い落とす作業の事で、県の重要無形文化財にも選定されています。清流で洗い流された鯉のぼりが、色鮮やかに浮かび上がる光景をひと目見ようと、毎年多くの見物客で賑わいます。甘酒のサービスや、各日の前夜には、ライトアップされた「寒ざらし」も楽しむことができますよ。郡上八幡の冬の風物詩、ぜひお出かけになってみてくださいね。
郡上本染 鯉のぼり寒ざらし
資料 furusatogujoTVch
開催日時:2019年1月20日(日)/13時~14時
2月3日(日)/10時~11時
※両日共、河川の状況により、時間・会場が変更になる場合有。
ライトアップ:2019年1月19日(土)/17時~
2月2日(土)/17時~
HP:郡上八幡観光協会
会場: 岐阜県郡上市八幡町本町
宗祇水付近(吉田川、小駄良川合流付近)
イベント
🎏伝統文化制作体験「鯉のぼり制作」
・児童の寒ざらし糊おとし作業
日にち:2月3日(日)
時間:10時~11時
場所:寒ざらし会場
🎏郡上本染展
期間:1月19日(土)~2月3日(日)
場所:郡上八幡旧庁舎記念館・郡上八幡博覧館
🎏福寿~餅つきの宴~
日にち2月3日(日)
時間:10時~岸剣のおかめの舞
10時30分~振る舞い始め
場所:本町通り
アクセス
長良川鉄道郡上八幡駅
東海北陸自動車道郡上八幡IC
まとめ
400年以上大切に受け継がれた郡上本染。現在『カチン染め』で、鯉のぼり制作をしているのは、八幡町で1軒になってしまったのだとか。今年は、50回目という節目の作業公開となります。凍てつく清流での職人技を、この機会に間近でご覧になってみてはいかがでしょうか?尚、今回の紹介内容が最新の情報ではない場合があります。お出かけ前には公式サイトより最新情報を確認してください。